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韓国・ソウルから学ぶ“体験”を売る店舗の作り方

こんにちは。

先日、韓国のソウルに旅行に行ってきました。ソウルは大好きな街で、年に2-3回は足を運んでます。
渡韓はトータルで20回を超えてきたので、私の下手くそ韓国語もかなりレベルアップしてきました( ^ω^ )

さて、以前の記事でK-POPについて書いたのですが、私は追っかけ等には全然興味がなく、ソウルに行くのはその辺りと関係ないです(笑)
一言でいうと、刺激や発見の多い街で、とても学びが多いので。
正直言って、街の面白さは今の東京の比較になりません。

ソウルの街を散歩すると、本当に何のお店なんだ?っていうような店舗をたくさん見かけます。

例えばコレ↓
何のお店かわかりますか?

コレは2フロア構成の美術館のようなコスメショップで、このコスメショップには、化粧水、乳液、クリーム、ハンドクリームの4つの商品しかありません。

次に韓国だけでなく、日本やアジア諸国の若い女性に大人気なブランド店、STYLE NANDA。


このアパレルおよびコスメの店舗にはカフェが併設されていて、いわゆるインスタ映えな写真を撮るためだけに来るお客さんが国内外に大勢います。
日本でも人気のタレントさん達が、よくインスタにアップしているのも見かけます。

人気が爆発したことで、昨年原宿にも店舗ができましたが、連日盛況のようです。
ちなみにこのSTYLE NANDAは今年400億円でロレアルに買収され、経営者である30代の女性は、韓国であこがれのロールモデルとして取り上げられています。

こちらは別のコスメショップ。

店舗の外にゲーム要素のある自販機をディスプレイとして設置しています。(もちろん実際に購入できます)

取りあげだしたらキリがないのですが... ソウルにはこのような店舗がたくさんあります。

これらのお店に共通している店は一つ。
店舗に来てもらう → 話題にしてもらう → SNSにアップ → 認知向上
という一連の流れさえ構成できれば問題なく
この店舗ではモノが売れても、売れなくてもよい
ということ。

実際には「せっかく来たのだから」という気持ちでの衝動買いをする方もかなり多いと思われるため、売上自体もかなり高いのではないかと思いますが、売上自体を目標にはしていない、ということです。

どんどん写真を撮ってもらうようそのためのスペースもあえて提供する。
店員さんが過剰によってくることもありませんし、店員さんもいわばディスプレイのような役割なのです。

現代の人々は、多くの買い物をオンラインで行います。
若い世代になればなるほど、その割合は高くなっていきます。
ゆっくり考えて購入したい。
なので、店舗で見たものをレビューを含めて比較検討し、ようやく購入に至ります。

STYLENANDAも元々、 ECのみで成功していたブランドでした。
そのブランドが実店舗を作るのは何のためかというと、
世界観を体験してもらうため。
そして、その体験をシェア・拡散してもらうため。
それだけです。

旅行・ライブなど、現代の人はより刺激のある体験を常に求めており、そのためのコストは惜しみません。
お店に来ることも同じように、体験として売り出せば、ブランド力は著しく向上していきます。

店舗をディスプレイするのは、一店舗あたりかかってもせいぜい数千万円のはずです。コスメメーカーや大手アパレルがかける広告費を考えれば、決して高い宣伝費ではありません。

私は、日本の店舗で同じような戦略をとっているのは、代官山TSUTAYAや蔦屋家電などの、TSUTAYAの新業態ぐらいではないかと思っています。

ぜひ、機会があれば韓国に訪れて実際に体験していただければと思います。

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UX / UIデザイナー、オオカワマリのnote。 IT&テクノロジー情報やマーケティングに関する話題を更新します。
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